ここれは、誰にでもあると思うのですが、好きなタイプの異性の顔ってのがあります。たぶんあると思う。
私の場合、では、どういう顔かというと、実は、夜電話で長話をつき合わせてしまった先生がその顔でした。
電話の翌日だったかその次の日だったか覚えていないのですが、授業だか通りすがりだったか、出会ったとき、ちょっと微笑んでくれたことだけは覚えています。
私が若かった時代は、第1次世界大戦の後の時代でもなかったし、マルヌ川のほとりに住んでいたわけでもなかったし、相手の名前もマルトでもなかったし、私自身も肉食系でもありませんでしたし、
時代は、昭和のまだ、高度成長が続いていたころでした。
微笑んだとき、そうそうその先生は、眼鏡をかけていました。その眼鏡の奥の目がやさしく、そして、口元には小じわがあったことを覚えています。
それなりのお年でしたので、もちろん結婚していて、御子さんもいて、学校の教師などほとんど小遣い稼ぎのためと、巷間言われていました。
当時は珍しかったと記憶していますが、車で通勤し、他の教師がダサかったのに比べて、オシャレな印象もあり、今でいえばシロガネーゼとでもいった、ガキには手の届かない女性の象徴だったのかもしれません。
女性を撮るなら、50mmの方がいいのかもしれませんが、少し寄りたい。
バックは、つきなみでしょうが、1枚は、新緑を逆光で。
そして、もう一枚は、校舎の中、それも木造で薄暗く、窓から差し込む、校庭の並木越しの薄暗い明りだけの廊下で微笑む先生を
微笑むまなざしと、口元にだけ焦点を合わせて
posted by スローレイン at 01:34| 東京

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