2014年04月29日

今なら、優しく

男は、たぶん女性も、自分の意に沿う相手が傍らにいてくれることを望むことがある反面、意表を突く行動を相手に求めています。

相手が思いのままの行動をとるなら、飽きてしまう





意表を突くことが多いと魔性の女





魔性とはいかないまでも、もどかしさに身悶えてしまう関係も



モルソフ夫人の肩を今なら、優しく

年を取り、変な時間に妄想にふけると、若いとき年上の女性が今の自分から見れば、若くか弱い存在であり、なぜあの時、彼女の心の声にこたえられなかったのかとか、たとえ彼女のためな火の中水の中でもOKと思えた女性が、今なら私の手のひらで飛び回る小鳥でしかないと感じられたり、それでいて、決してかっての情熱は、今、この時には、取り戻せない、





昔、若いころ、年を取るとこういう思いを受け入れなくてはと感じたことはありました


posted by スローレイン at 02:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末・休日に読む本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

富よりも健康を

日経などに載っているリッチな資産もちとは違って人並みに貧乏な高齢者ではありますが、万一宝くじに当たった時のことだけは妄想しています。

変に成り上がり的な生活は望まないのですが、東京湾岸にマンションを買い、レインボーブリッジの夜景を眺めながら、シングルモルトのウィスキーのグラスをかたむけ、ハバナの葉巻、ローラ・フィジーかなんかみたいな少々こってりした女性ヴォーカルをそれなりのステレオで。



富よりも健康を

何かの歌詞にありましたが、一番求めているのは、たとえ宝くじにあたっても、そういってくれる女性かもしれません。


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2014年04月17日

サヴァ・サヴィアン

年度末から年度初めの今にかけて、お客の事務方とのやり取りが増えています。
もちろん、相手と会うときは、仕事の話が第一なのですが、お客の側の事務方のトップが、私と同じ年齢で、ひとしきり仕事の話が済むと、子供の就職の話とか、トップとの付き合いとか、時間的には、雑談の方が話が盛り上がります。

その方は、郊外の農家の長男で、現在の仕事に就く前は、金融機関に勤務していた方です。
当然、現在でも収入は、少なくとも私の倍。
正式に退職すれば退職金もしっかり入り、年金も相当なものです。
私から見れば、実にうらやましい人生を送ってきた方です。



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2014年04月14日

あなたの傍のピョートル

そのピョートルには、モデルがいました。名前は、セルゲイ・ネチャーエフといい他の「同志」4人とともに仲間から脱退を申し出た「元」同志を殺害するというこの小説そのものの事件を起こす人物です。その裏には、かのバクーニンも絡んでいたようですが、実にあの19世紀後半のロシアをほうふつさせる話です。

革命という目的のために、同志を殺害するということから、連合赤軍事件の時にも、オウム真理教事件の時にもこの小説の名前が上がりました。なんというか、仲間うちの目的に対して疑問を持ち、そこから離れようとするとき、それまでのつながりを、抹殺という極めてラディカルな方法で絶たれる、井の中のかわずの価値観からもっと広範な価値に目覚めたときそれが井の中の価値観から出られない「仲間」から認められずに、しかもこれ以上ない残酷な方法で否定されるって点が実際の事件とのアナロジーと思われたのでしょう。

それと、もう一つ、ピョートルという人間の個性とでも言いましょうか、自分本位というかエゴイストというか、自分さえよければ、身近な人間さえ犠牲にしてためらわないという性格、性質、本性、なんと言ったらいいのでしょうかね?

大きな事件より、身近で卑近、こうした人間というのは、実際に存在します。

意識的に、あなたを裏切る。
無意識に、あなたを裏切る。

特に会社で、あなたを支えると思わせ、その実、裏ではあなたを中傷し、貶める。

実際にいます。

あなたの傍のピョートルにお気をつけを



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2014年04月09日

ボヘミヤグラスの常夜灯

昔一度読んで、その後、もう一度読み返したい本の一つが悪霊でした。
それとは別に、いつか読みたいと思いつつなかなか敷居が高く読み始められなかった本が、プルーストです。



読み始められなかったと書きましたが、正確に言えば、昔の翻訳で読みかけたのですが、読み続けられなくて挫折した小説が「失われた時を求めて」です。

実のところまだ、第1巻の冒頭の数ページを読み始めたばかりなのですが、いきなり引き込まれました。

なにも、ボヘミヤグラスの常夜灯やシエナの大理石でできた暖炉がある住まいではないのですが、眠ろうとしても寝付かれず、うとうととする曖昧な時間がこれほど適格に描写されている文章は、今まで出会ったことがなかったといえます。

たぶん、翻訳もうまいのだと思います。
昔の翻訳では、こんなにすんなりと文章に入っていけた記憶はありません。

先の悪霊でもそうなのですが、今、この時間、第1次世界大戦がはじまってから100年を経過した時代にはそれなりの意識や言葉があり、もちろん、その意識や言葉が共有される空間があります。あの時代と今をつなぎ、あの空間とこの日本というアジアの片隅の空間とをつなぐ方法、これがうまい。
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2014年04月08日

ピョートル・ヴェルホヴェンスキー

その当時、日本でも、時代がまだ革命とか社会主義か資本主義かとの論争がある上に、大学を出て就いた仕事が営業だったせいもあり、この小説で記憶が残っていたのは、「革命家」ピョートルくらいでした。もっとも、名前は忘れていましたが。

小説の冒頭に掲げられてる、ルカによる福音書の、悪霊が入り込んだ豚が湖になだれ込んで死ぬ話も覚えていませんでした。
それどころか、スタヴローギンの存在すら記憶に残っていませんでした。

私の記憶に残っていたのは、もっぱら、目的のためには手段を選ばないピョートルの存在でした。
posted by スローレイン at 00:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ウィークディに読む本・書籍・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月06日

悪霊

この長編小説を初めて読んだのは、40年くらい前です。

初めて読んだ時も、相当夢中になった記憶があるのですが、それは、権謀術策がうずまく世の中に放り込まれた自分自身とこの小説世界がごっちゃになったからなのかもしれません。

ちょうど大学を出て会社に勤め始めたころのことでした。時代は、オイルショックを受け、戦後続いてきていた高度成長に初めてかげりが見えたころでした。世界的にみると、ベトナム戦争はまだ続いていて、ソ連が健在で、東西冷戦のさなかにあった時代でした。



そんな時代、革命という言葉は、まだ、現実味を帯び、国の体制も資本主義か社会主義かということが結構本気で論じられていました。
ラベル:悪霊
posted by スローレイン at 23:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ウィークディに読む本・書籍・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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