2016年08月24日

希望と絶望の入り混じる時間

造影CTの翌々日が担当医師の診断の日でした。

実は、この専門病院で医師と直接会うのは、これが2回目でした。
初診の時、私のCT画像を見て結構厳しい顔で今後の予定を説明し、その後、提携クリニックでの検査、この病院での検査と診断のためのネタ集めで大体3週間くらい。これでやっと正確な病状が把握でき治療が始まる。あいまいで不安定な状況とも今日でおさらば。ここに入院すれば、今年の東京湾の花火は病室から見られるのかな。保険会社への申請書類も持ったし、結論がはっきりしたら、さっそく医者に記入してもらおう。

私は決して腹の座った人間ではないのですが、良きにつけ悪しきにつけ中途半端であいまいというのは困る。
病気なら治療する、治療に多くのお金がかかるなら保険などで対応しなくてはならない、診断の結果どの程度働けるか働けないか会社とも相談しなくてはならない、などなど、確定診断が出ないと進むに進めないことが多い。

んで、いよいよ診察です。

この病院は、予約の際時間を指定され、あまり待たされずに診察や検査が行われます。もちろん、前の人の話が長引けば予定より遅れての診察となるのですが、私の記憶では、それほど遅れた印象はありません。
院内専用のPHSを持たされ、受付後しばらくは一般の待合場所で待機、その後PHSで呼び出され、中待合室で待機、それから医師に呼ばれ診察室へという流れでした。

この日、診察時刻は午前中、一般待合室から中待合室に行く時間は大体予定通り、しかし、私の前の人の話が結構長引いている。詳しい内容は、聞こえてこないのですが、どうやら患者さんは年配の男性、一緒に来て医師と話しをしているのは男性の奥さんとご子息の様子。医師とはそこそこ付き合いも長く、かすかに聞こえてくる話の様子から、手術をしてその後の治療方針の説明とか、手術ではないけど治療をして結果がいいのでこれからどうするのかとか、内容はわからないのですが、患者本人や家族と医師との信頼関係ができていて、病状も悪くない印象でした。

経験のある方々ですとお分かりでしょうが、中待合室に呼ばれ、次の診察は俺の番、となると結構耳がダンボになります。実際には、個人情報やプライバシーの関係で話がその内容まで聞こえてくることはないのですが、かすかに漏れてくる特にご家族の質問の声、医師が協調するときの声、笑い声、わずかに耳が感じられる口調。
そして、診察室から出てくる患者と家族の様子。医師の説明に納得し、皆明るい表情で、これでよかったと話様子や逆に納得する人とそうでない人が混じり、不満や不安を顔に出す患者らしき人に説得といった言葉をかけるかぞくなど。

中待合室にいる時間はわずかなものでしかありませんが、神経が研ぎ澄まされ、紙一重の違いで希望と絶望の入り混じる時間です。
posted by スローレイン at 00:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ガン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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